2009.06.30
学習に集中できる身体
早いもので六月も今日で終わり明日から七月です。アウラ学びの森では先週から昨日まで、それぞれがテスト対策学習をしていました。先週の木曜日の八時ごろに用事がありアウラの教室に入ると ほぼ満席でみんな黙々とそれぞれの学習に取り組んでいました。まるで受験前の予備校の自習室のように集中感が漂っていました。中学一年生から高三生まで学年はバラバラですが、教室の空気が一つにまとまっています。アウラの磁場がまたひとつ成長したと感じました。
テスト前には教室開放という制度があり、その曜日に登録している生徒は大体六時半か七時には来て十時まで学習して帰ります。よく観察していると集中が十時まで続く生徒と二時間ぐらいで机に向かっていることそのものが大変そうになる生徒がいます。そういう子も一見見た感じは取り組んでいるように見えるのですが、よく見ていると頭のなかで学習に関係ないおしゃべりが始まっていたり・・・。本当に集中しているかどうかは見ているとすぐにわかります。
三時間以上集中して課題に向かうにはまずはイスに長時間すわっていることに身体がなじまなければなりません。塾長の言う「学習の型」にはこの長時間座って集中できる身体というのが含まれるのではないかとおもいます。
私は数年前ある身体教育の公開講演稽古会に月に一度通っていました。会場は畳敷きの広い道場で、入っただけでここでは正座でいなくてはと思わせる磁場がありました。
実際はじめの二時間半は正座で先生のお話を聞きます。そのあと実習となるわけですが、基本は正座です。参加し始めの頃は先生の講義はとでもおもしろいのに、足が痛くてなかなか話しに集中できませんでした。それが毎回長時間の正座にプレッシャーを感じながらも、二年間ほど経った頃には知らぬ間に身体が正座になじみ、座り心地に気を取られることなく場に参加できるようになっていました。
アウラで長時間集中できるようになるのもこれと似たような経験になのかなと思います。実際長くアウラに通っている生徒ほど、学習に集中する身体になっているようです。(もちろん個人差はありますが)
お茶室にお茶のお稽古に通っているといつに間にか身体がお茶室での作法に馴染んでくる。その作法の型が身についてくる。アウラに長く通っていると学習に集中する型が身についてくる。
なぜアウラ学びの森の個別学習の時間が中学生になると最低二時間なのか、その意味が子どもたちを見ているとわかります。
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