2009.07.12
英検面接試験
今日は英検2次の面接試験がありました。私は、かれこれ20年以上も面接試験官を務めきました。守秘義務もありますので、詳しいことは何も言えませんが、20年前と随分違うところは、受験生の年齢が低くなったということです。当時私が担当した2級の受験生は、その多くが女子大生でした。流暢に話すというよりは、つまりながらも何とか「合格」をもぎとるっ!といった感じが強かったのですが、現在は、高校生も増え(男子生徒も多くなりました)、しかもとても上手に英語を話されます。これは学校現場でも、読み書き中心の「文法訳読方式」の授業形態から「聞取り・スピーキング」に力を入れだした表われかもしれません。
今日、私が担当した試験会場が昨年度まで教鞭をとっていた高校でしたので、一歩校門をくぐるなり、急に懐かしさがこみ上げて来ました。顔なじみの守衛のおじさん、事務の方、英語科の先生…。みなさんお元気そうで何よりでした。帰りにこっそり昨年度高3を担任した時の教室(国際英語コース)を覗いてみました。壁に書かれた小さな落書きや、ロッカーのへこみなどを見ていると、当時のことが走馬灯のように蘇ってきました。
よく笑い、よく泣き、よく怒るクラス。毎月開いた「誕生会」では、学校の近所から取り寄せたピザの味が最高でした。ある先生に「このクラスの常識は、世間の非常識や!」と言われて、腹を立てるのかと思いきや、「ほんまやね!」と不思議と皆、納得。掃除当番はなし。その代わり毎日全員が掃除をする。教室の後ろの壁には『英語は譲らん!』と大きく書かれた横断幕が張られ、日曜・祝日・夏休みも返上して、英語の勉強にいそしみました。本当に色んなことがありました。毎日がドラマのようでした。体当たりの日々でした。
今、彼女達は九州、大阪、京都、東京にある大学でそれぞれ勉学に励んでいます。「今度いつみんなと会えるのかな?」きっと彼女達は未来の自分に向かって、わき目もふらず突き進んで行っているのでしょう。でも、たまには振り返って、元担任のことも思い出して欲しいなァ…なんて思ったりして…。
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