2011.12.16
第3回南丹ラウンドテーブル~ 「巣立ちとは何か?」

アウラで3回目のラウンドテーブルが行われました。
参加者は、大学関係者、高校、中学、小学校の現場関係者、保健所、福祉施設関係者、行政関係者、マスコミ関係者、NPO関係者、そして私たち民間施設の関係者。
今回の参加者は、全員で18名。今まで最多の参加となりました。
ラウンドテーブルのルールは、次の2点。
まず参加者は全員、自分の立場を置いて「個人」として参加すること。
みなさん、それぞれの立場の中では自由に発言ができない状況を抱えておられます。だからこそ、このラウンドテーブルでは、その立場を離れ自由に考えをめぐらせてほしいのです。そして自分自身の考えを違う領域の人たちに聞いてもらい、そこから積極的に意見を手に入れていただきたいのです。
次に、参加者のみなさんに自分たちの「あたりまえ」を問いかけること。
ラウンドテーブルの第1回目に私たちは、子どもたちの支援の現場におられる方に、あえて「支援とは何か?」を問いかけました。また第2回目では、子どもたちを見立てる(判断、判定、診断)立場の人たちにあえて「見立てとは何か?」を問うてきたのです。そして今回は、「巣立ちとは何か?」です。この社会のそれぞれの現場の第一線で活躍されておられる参加者に、私はあえて「みなさんの巣立ちとは何ですか?」と問いを立てたのです。
つまりラウンドテーブルでは、異領域の人たちの集まりの中で自身の活動や自分自身の存在そのものを省察的に問い直すことをその目標においているのです。そこには定型的な答えがあるわけではありません。むしろそれぞれの領域で正解といわれていることそのものをいったん疑ってみる。いやもう少し正確な表現を使うと、正解だといわれていることをより遠くから俯瞰することで新たな正解にたどり着こうとする学びの姿勢を得ることなのかもしれません。
午後2時からスタートして5時過ぎまで、休憩なしのノンストップでおこなわれたディスカッショングループ。様々な議論が、枠を超えた子どもたちの支援の実現に結びつくことを願ってやみません。
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