2012.02.18
居場所
B子からこんな話を聞きました。
「家にいては「学校へ行きなさい」と言われ、学校に行けば「ちゃんとやれないなら、帰りなさい」と言われ、友達の輪に中にもうまく溶け込めず、結局、どこにも私の居場所なんてなかったんです」
自分の所属する場がなかったと訴えるB子は、その居場所がわからぬまま、自分自身というアイデンティティを探し続けようとしていたのかもしれません。
でもそれは霧の中をさまよう船のように、その行き先がわからないのです。
私たちにとっての唯一の救いは、彼女のコトバが過去形で終わっていたこと。
「私の居場所は、なかったんです」
そう答える彼女の表情に、どこか優しい笑顔を見出せたことでした。
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