2010.01.16
久しぶりの討論
今年度初の更新になりますが、最近の私の受け持っている子供たちの活動を報告したいと思います。
今週の木曜日に小学生の読書発表を久しぶりに実施しました。
今回の発表は、ウェルズ著作の「透明人間」を呼んできた生徒がその内容と感想を発表してくれた後に、皆で「透明人間」について討論をしました。
今回何を生徒たちと討論したかというと、①「自分が透明人間になったら何をするか?」、②「この物語の主人公が透明人間になった理由を考えてみよう」、③「透明人間になって善い点と悪い点を考えてみよう」の三点を討論しました。
まず①に関しては、生徒達の意見としては、「自分の気に入らない人にちょっかいを出す」、「欲しいもの(ex.ゲームなど)」、「悪徳な政治家のお金を盗んで、困った人にあげる」などの意見が出ました。ここでは、ゲームなどを盗ることなど小学生らしい意見が出ましたが、最近の小沢幹事長の土地問題に関連させて、義賊的な意見を述べてくれる生徒もいました。ここから、生徒たちは色んな情報を手に入れ、そこから自分の意見を考えているのだなと、進行しながら感嘆していました。
また、②に対しては、驚くような答えが返ってきました。それは「主人公は透明人間の実験体として透明人間になった」というものでした。こちら側としては、「悪いことをするため」などの安易な考えをしていたのですが、まさか実験体として透明人間になったとは予想もしていませんでした。ここでも、彼らの豊かな想像力に驚かされました。
最後に③に関しては、まず「善い点」の意見は、「自分の守りたい人を守れる」、「悪い人を裁き、困っている人を救うことができる」などの意見が挙がりました。他方「悪い点」の意見は、「悪いことをしてもバレない」と全員が答えていました。
以上、今回の「透明人間」から生徒たちに想像性を膨らませて沢山のことを考えてもらいました。そこで彼らが出した意見や考えは、こちらが予想していた答えとは想像もつかない答えが返ってくるので、やっていて非常に楽しいです。次回も彼らの豊かな想像力を膨らまして、色々な考えをしてもらいたいです。
2009.12.03
小学生の国語の授業での気付き
最近何かと忙しく、ブログを滞っておりました小学生科の川上です。
最近の小学生(六年)の国語での気付きについて紹介したいと思います。
まず、読書活動の「発表」について述べたいと思います。ここでは、子ども達が自分の興味のある本を読んで、あらすじと感想を述べて、他の子ども達はその説明や感想を聞いてどう思ったかを話し合う場を設けております。そこでは、自分が読んだ内容を皆にしっかり伝えようと10分以上も説明してくれた子がいました。この子は、私が担当する当初は、全然本を読まず、読解力もあまり高くありませんでした。しかし、読書活動を通して、普段の授業での問題でも深く読み込み、意欲的に読書をしています。また、集中力も私が目をみはるほど上昇し、彼の発表は人の話を集中して聞いているからこそ、深い発言をしてくれます。
次に普段の授業では、皆よく勉強してくれているのですが、その中のK・N君について述べたいと思います。彼は、担当した当初からよく出来ていたのですが、読書活動や普段の課題をこなしていくうちに、より深い自分の考えを発表の時に発言したり、課題の自作文章でもその力が発揮されています。その文書では、「比較・対比」を上手く活用して文書を構成する課題なのですが、「車と自転車」について彼なりの着眼点から、対比の用法を上手く活用し、見事に書き上げていました。また、R・H君は、現在中学生のプリントを自ら積極的にやっています。もちろん中学生用のテキストを使用しているので、文章も難しく、問題もより詳しいことを要求されていますが、8割以上の正解率を常にキープし、さらに意欲的に問題に取り組もうとしています。
このように、読書活動や日々の読解問題の練習から、上記のような子ども達の成長を直に感じ取ることが出来ます。これらの彼らの成長が私が最近感じた気付きです。
2009.10.22
ディスカッションを通して
本日は、授業の後半にディスカッションの進行役を任せて頂き、何とか終えることが出来た。しかし、進行する上で、事前に自身が構想していた質問をすることが出来ず、また質問も生徒が説明してくれた内容を A→Bという風に短絡的な質問を何度かしてしまい、全体的につながりを持たせることが出来ませんでした。
そのためどのようにすれば全体に繫がりを持った質問が出来るのかを考える上で、このディスカッションを終えた後の塾長のお言葉を頂いて、少しからず答えが見えるように考えられました。
その内容は、ある一つの事柄をA→Bとだけで考える視点をA→C、A→D、C→Bなど色々な視点から捉え直し、考えさせなければならないことを改めて気づかせて頂ました。また、自身にもこのA→Bという考えを払拭し、様々な角度から捉え直すことを念頭において場を構成しなければならないことを理解しました。そして、何よりも生徒からの発言を統合し、その発言を一つのまとまった面を形成することで、全体的に繫がりを持たせた立体を構築することが大切であること考えさせられました。
このように如何に上記のような心構えを自身の中に築き、実施することが出来るかが今後の私の課題であり、この考えを定着させるためには、従来以上の知識が必要であることを改めて考えさせられました。
2009.10.08
久しぶりの授業です
一部の方しかご存知ないと思いますが、先週はギックリ腰になってしまいアウラの授業に参加することができず、非常に悲しい・情けない体験をしました。
そうしたなか、腰も本調子に戻り、やっとアウラに出てくることができました。そして、久しぶりのアウラの子たちの授業風景を見ていると、以前にも増して集中力が増しており、よくある例えですが、スポンジが水をよく吸収するように生徒たちも新たな分野に取り組み、すぐに新しい知識を吸収していく様を○付けや説明をしている時にふと感じることが多々ありました。
このように子どもたちと一緒の時間を過ごしている時に、彼らの成長を直に感じ取ることができることに嬉しく思いながら、今後も様々な知識を吸収して成長してくれることを切に願っています。
2009.09.10
人間の「成長」とは何だろう?
前回、「この物語はどのようなことについて書かれていますか?」という質問で、「生徒(登場人物)の成長についての物語です」という答えが挙がった。そして本日のディスカッションでは、「人間の成長とはどのようなことなのだろうか?」がテーマとなり、皆に書いてもらうことになった。
そして、自身もこのテーマについて考えてみると、人間は誕生から死まで成長し続けることができるのではないかと考えられた。その理由として、子供の成長は体の成長が主として考えられるが、それだけではなく、心の成長も非常に伸びやすい時期である。一方、高齢者の人は停滞し、衰退していくかといわれるとそうではなく、若い人と接する事により今まで培った知識以上のことを獲得していくことなどができるからである。このように、成長とはどの年代でも行うことができ、体、心、知識などが大きくなることを指しているのではないかと思われる。
そこで、私はこの成長とは、人間が生まれ変わることではないかと考えた。その理由としては、人間は自分以外の媒体と接することにより大きくなることができる。例えば、他人が執筆した書籍を読むことにより、新たな考え方を吸収し、自分の考えを発展させることができる。つまり、過去の自分を昇華し、新たな自分が形成される。そこには、変化が起ってしまったがゆえに、元には戻ることができないと考えるからである。私は「成長=生まれ変わること」と考えたが、生徒たちがどのように考えてくるかが、来週聞けるので楽しみである。