知誠館のご案内

不登校って・・・?

不登校の子どもが抱える2つの側面

不登校に悩む子どもたちの多くは、感受性の高い子どもたちです。ささいなことが、彼らには大きな問題となります。「感受性豊か」であることは、本来子どものポジティブな個性でもあるはずです。それが、有効に活かされないのは、不登校の子どもたちが、同時に「自己主張力が弱い」という側面を持っているからです。

小学校高学年から、中学校にかけて、子どもたちは、しだいに画一化された枠の中に押し込められようとします。また、友達関係も複雑になり、その渦の中で悩んだり、学習面で過度の緊張を持つこともあります。そしてそんな自分を、的確に主張できない状態が続き、彼らは、自分で自分自身を抑圧するようになっていくのです。

「高い感受性」と「低い自己主張力」、そしてそこから、生じてくる「強い自己抑圧」の中で、不登校の子どもたちは、脱出できなくなっているのです。

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家庭で解決できないそのわけは…

子どもが不登校になると、まず家庭では「何とかして学校に行かせよう」とするものです。そして様々な相談機関を訪ね歩き、「無理に行かせようとすることは、かえって逆効果」という考え方に出会い、今度は全く反対の「行かなくてもいいよ」という対応をしてしまいます。

しかし、実は不登校の子どもは、学校に行かなくなって数週間もすると、「行きたいけれど行けない自分」に苛立ちを覚えるようになってくるのです。「行きなさい」といわれれば不安になるし、「行かなくていいよ」といわれれば、ますます行けない自分を否定するようになるのです。不登校の子どもたちの持つ不安定さは、このように家庭内で悪循環をまねくことになりやすいのです。

そしてやがて、生活のリズムを乱し(昼夜逆転)、社会性を失い、(人とかかわれない)さらには著しい学力の低下を引き起こし、さらなる現実逃避へと進んでいくことになります。

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再出発に向かって…

学校でも家庭でも解決できない課題に、不登校の子どもたちは、板挟みになります。「本当は、再出発を望んでいるのに、そのきっかけがつかめない」そして、日々の変化の乏しい生活に、一方では慣れていきながらも、自己否定を繰り返すのです。

彼らに必要なことは、まさに「きっかけ」です。今までとは違う「新しい生活」や「新しい出会い」を通して、自分自身をもう一度やり直すことだけなのです。そして、その中から「自信」を身につけるのです。「あきらめていた自分に、新たな可能性」を見つけるのです。

「知誠館」に学ぶ子どもたち、巣立っていった子どもたちは、そのほとんどがこのような過程で自分自身の再出発を成し遂げました。自分の手で、鎧のような自己抑圧から、自分自身を解放していったのです。

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